アメリカやヨーロッパを中心に流行している電動キックボードですが、日本でもサービス展開に向けて動き出しています。
海外の電動キックボードシェアリングサービス大手が、続々と日本への参入表明をする中、日本の企業もサービス展開を予定しています。
そんな日本の企業に的を絞り、国内の電動キックボード事業についてまとめています。
日本の電動キックボードのシェアサービス
LUUP(ループ)
LUUPは株式会社Luupが展開している、電動キックボードのシェアリングサービスです。
LUUPは各地で積極的に実証実験を行なっており、同サービスを展開する日本企業の中で一番期待しています。
海外のシェアリングサービスと同じように、スマホアプリで利用開始と返却を行います。
また、危険運転の検知や危険エリアでの速度制限などの、安全制御システムにも力を入れています。
mobby(モビー)
mobbyは株式会社mobyy rideが展開する、電動キックボードのシェアリングサービスです。
2019年10月現在は、試乗会や実証実験を行なっており、サービスの本格始動には至っていません。
サービスの利用方法や詳しい内容についても、公式サイトで公表されていないので、サービス展開にはまだ時間がかかる印象です。
MYSCOOTER(マイスクーター)
MYSCOOTERは株式会社ガムが運営する、電動キックボードのサブスクリプションサービスです。
シェアリングサービスとは少し違いますが、電動キックボードが月額3,980円で使い放題というサービスを展開しています。
2019年10月現在は、β版のテスト段階ではありますが、定額で好きなときに好きなだけ乗れるというのは大きなメリットとなりそうです。
日本のシェア電動キックボードの現状と今後について
日本国内でのシェア電動キックボードの現状は、まだまだ実現するには難しい状況と言えるでしょう。
しかし、観光地やレジャー施設内など、エリアを限定するかたちでの利用は今後増えていくと予想されます。
また、最近では公道を走行可能なナンバー付き電動キックボードの販売も開始されるなど、国内ではさらに盛り上がりを見せています。
いち早く乗ってみたい方や生活に取り入れたい方は、ナンバー付き電動キックボードが現状ではベストな選択と言えるでしょう。
まとめ
まだまだ数々の問題点を抱えてはいますが、マイクロモビリティとして国内で普及すれば、街中での移動はとても楽になるでしょう。
海外大手の参入で国内企業は埋もれがちですが、サービスの展開に向けて応援したいです。
いつかは一家に一台、一人に一台の時代が来るのかもしれませんね。